夜間頻尿 女性

夜間頻尿は女性にも多く見られ、寝てから起床まで2回以上排尿に起きれば夜間頻尿です。夜尿症とは睡眠中に無意識に排尿してしまう行為(おねしょ)で、夜間頻尿とは違うものとされます。夜間頻尿は、心不全・心臓病の症状の一つともされており、高齢者や老人の方の場合では、夜中に起きてトイレに向かう時(帰る時)に転倒したりして骨折やケガの原因にもなります。夜間頻尿の原因は男性と女性では異なっていて、男性は前立腺肥大症の初期症状などが多く、女性は「過活動膀胱」とよばれる膀胱に尿をためる能力が低下している方や、「間質性膀胱炎」という病気の方に見られるようです。女性は特に、妊娠(初期および末期)や月経との繋がりが多く認められるようです。夜尿(おねしょ)がある場合は、膀胱に尿をためる排尿機構と・覚醒させる睡眠機構がうまく結びつかないことでも起こるとされています。また、女性特有の原因として閉経後女性ホルモンの低下によって膀胱が過敏となっていたり、腎臓内における尿の再吸収が阻害されたりすることや、子宮筋腫などの骨盤内腫瘤で膀胱が圧迫されている事も考えられます。心臓の筋肉の弱まりも原因の一つで、心筋梗塞の後遺症でもなりやすくなると聞いたことがあります。また、不眠症は夜間頻尿の原因にもなります。膀胱に異常が無くても眠りが浅いことによって排尿に起きてしまうことがあります。日中もトイレが近い場合は慢性の膀胱炎の可能性もあるので、泌尿器科で専門医に診てもらうのが望ましいでしょう。恥ずかしさからかギリギリまで来院せず悪化したり、思わぬ病気の発見に繋がる方も少なくないようです。

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夜間頻尿 治療法

夜間頻尿の治療法は頻尿の原因でも異なってきます。水分を十分に取って尿量を増やして、有効な抗生物質などを服用すれば数日で症状はとれることもあります。しかし、症状がとれた段階で抗生物質などを勝手に中止すると、細菌が薬への抵抗力をつけてしまうことがあるので、薬は医師から説明を受けたとおりに飲むことが大切です。また、不眠が続くときは不眠を治療することで、夜間頻尿が改善する場合があります。漢方薬は基本的に殺菌作用はありませんが、抗生物質などと一緒に服用すると効果的だそうです。頻尿の対策としてまず、冷えは大敵ですので身体を冷やさないように注意することや、甘いジュース・生野菜などの体を冷やす食品を控え、根菜類や温野菜、生姜など身体を温める食材を心がけて摂るようにする良いと思います。また、水分はこまめにとる事も大切です。 夜間頻尿の診断と治療は、夜間のみならず昼間の排尿状態も重要になりますので排尿日記の記録をつけておくと良いでしょう。夜間頻尿は必ず治る病気ですので、泌尿器科できちんと検査を受けることが一番です。


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